2019年7月1日(月)長崎: 2019年6月27日(木)に開催された九州・長崎IRビジネス構築セミナーには九州全域から会場が満席となる500名以上の人が参加した。参加者の中には地元政治家や後援団体、そして長崎県中村知事や佐世保市朝長市長らが参加した。
当日、参加者に対して統合型リゾート事業者や関連投資企業、6社が長崎・佐世保での展開についてプレゼンテーションを行った。登壇企業にはアゴーラホスピタリティグループ(ファーイーストコンソーシアム)、CURRENT株式会社- ソフィテルマカオ・アットポンテ16/Get Nice Holdings、一般財団法人災害支援財団、OSHIDORIインターナショナルデベロップメント、カジノオーストリアインターナショナル、そしてナーガ―コープ。事業者たちはThe Star(オーストラリア)、ソフィテルマカオ・ポンテ16(マカオ)、ヨーロッパなど多様な国・地域にある既存の施設や取組みについても紹介していた。
各社ともにとりわけ長崎県佐世保市を日本でのIR開発の有力候補地として挙げ、各社が配置計画や投資金額、またエンターテイメント施設などの提案や依存症対策について発表を行った。またアクセスの問題やインフラについても議題となり、各事業者が開発プランの一部として取組みについて発表。そして地域経済への貢献についても地元企業との共存や会社として社会貢献への取組みなどが語られた。さらに佐世保商工会議所より「地域と共存共栄する長崎IRの実現」と題して地元経済界からの提案も行われた。
当日イベントには国内外から多くのメディアにも参加頂き、NHK 、テレビ長崎、長崎文化放送などのTVメディアから、Asia Gaming Brief、GGRAsia、Inside Asian Gaming などの業界メディアも多く駆けつけた。
佐世保商工会議所・長崎マリンIR推進協議会会長/辻宏成氏は以下のように述べている。「世界中から事業者の皆様にはお集り頂、佐世保での統合型リゾート開発誘致に向けて更なる一歩を刻めたことに大変感謝申し上げます。地元の皆様のご理解がこの地でIR開発を進めていく上で最も重要な点と信じております。九州・長崎でのIR開発誘致の確実な成功に向けて引き続き力強く推進していきたいと思っております。」